急がば回りこんでドロップキック

後藤あいといいます。

大人になって初めて漏らした

ついにやった。漏らした、大。

寝転がって仰向けで、まあ、1日の約85%はこういう格好なんだけど。キャンディゼリーやりながら、テレビには小林稔侍の2時間ドラマがかかっててっていう、いつもの平日の昼下がり。

ダイエット月間っていうのもあり、引き篭もり癖もあり、お風呂入ってないから出かけられないっていうのもあり、節約月間っていうのもあり、最近ちゃんとした食事ってしてなくて、その日は勝手に断食してた。そして勝手に好転反応が出て下痢だったんだ。(断食とかファスティングとかすると余計なものが体外に出るから下痢が起こるんだよね)

あーおなら出るわー、と思って出したら違和感。

便意をもよおしてトイレ行ったらおならだけだったっていうのはあるあるだけど、おいおい逆か。と恐る恐るキャンディゼリー辞めて立ったら、重み。

いやいや、もしかして、いや、まさか、と思ってトイレに行ったらやっぱり。ちょうどお月さま週間だったから、シートが敷いてあったんでパンツへの被害は最小限に抑えられた。女でよかったと思った。まあ、最小限ってだけなんでちゃんと洗って、パジャマにも染みこんでたんで洗って、洗濯機かけて、シートはイオンで3円で買ったビニール袋に入れて、それを下まで出しに行った。引き篭もり癖でゴミすら出しに行っていなかったから、よいきっかけだったな。

っていうのが3日前のできごとだったんだけど、洗ったもの干すのを忘れてたことに、さっき気がついた。洗濯機を開けると、タイムカプセルのように、その時の記憶が甦る。所在なげにしている洗濯物が、歴史ある香りを運んできた。そのまま干してあげた。

目の前で暖房の風に揺れている洗濯物を見ると、コソコソ笑っているように見える。