急がば回りこんでドロップキック

後藤あいといいます。

どきキャン佐藤さんの「日常 12月19日」を読んで

3.11の少し後からどきどきキャンプの佐藤さんが好きだ。凄く好きだ。

番組によって変わる言葉使いとトーン、優しさで詰められた言葉から見える少しの暗がり、これだけだと爽やかラジオDJかと勘違いされそうなので言うと、顔もちょっとタイプだったりする。今ちょっと忘れかけたけど、ちゃんと面白い。フリーのトークも大喜利も、岸さんとのネタも、この前見たそば屋のやつとか。

そして、昨日彼が更新したブログを拝読して、ああ、私はこの人を好きになってよかったなと、心から思った。

文字のプロにそんなこと言ったらAmazonのレビューかいって流し目送られそうな感じだけど、芸能人のブログらしくない、普段私たちが今まで見ることを許されなかった彼から出てくる詩的な文字列。彼のインテリジェンスと優しさ、信念が一文字一文字から溢れている。

全角数字と全角スペースは少しだけ気になるが、それすらも意味があるような気がして及ばない私はぐねぐねと考える。とにかく私にこんな鬱屈したアラサーの心を癒す文章は書けない。色眼鏡?いやいや。違うよね?

意図してないんだろうけど、スマホでサクサクッと書いてるんだろうけど、本人からはキモがらるかもしれないけど、文字をこねくり回してお金をいただいている私からすると、彼を私の師匠として据えたい気持ちさえ起こってくる。

弟子にしてくださいって、出待ちしようかな。