急がば回りこんでドロップキック

後藤あいといいます。

バンドマンにダメ男じゃないやつなんていない

いち音楽好きとしては、これでまたいい曲書けるねくらいにしか思わないし、ファンは新譜を楽しみに待ち、ライブに行ってエノンの出す音に昇天するんだ。私は、彼らの曲はお洒落すぎて嫌いだけど。

言葉にできない、もしくは誰にも言えない鬱屈した思いがあって、音にするしか手段がないから音楽をするんであって、真っ当な人は音楽をしない。する必要がない。口で言えちゃうから。それで済んじゃうんだから。

中学の時に地元の荒みきったライブハウスで下手くそでブサイクな地元のバンドを応援していた頃から、国内外問わずいろんなバンドマンの「ダメエピソード」を聞いてきた。その後私もバンドをやってダメ女になった。無理やりダメ女になりにいってた感さえある。いろいろやらかして、「普通」と言われる人生がどうにも送れないっていうダメ男・ダメ女であればあるほどいい音楽家になりえるんだ。たぶん。たぶん。