急がば回りこんでドロップキック

後藤あいといいます。

女の1000円カット

クリスマスイブなんてどうでもよくなるような嬉しい発見がTwitterであったんだけど、それはこのブログより200倍つまんない日記に殴り書いて、まとめて(つってもまとまる気などしないのだけど)ブログに書く。とりあえず貴重なネンイチのイベントまで時間がないので。

今日は髪を切りに行った。

これから行う5万の出費に戦々恐々としているし、そもそも最近知らん人と顔見て会話をするのが面倒なので1000円カットへ。

1000円カットに行ったとしても、1000円カットに行かなそうな容姿をしてれば、1000円カットに行っても蔑まれまい。むしろ合理的な賢さが現れるだけだ。

「女、子供、大歓迎!」

言い方もっとマイルドだけど、そんな旗が立っていた。

おじさん×2と、仕事終わりの青年、目頭までマスクで隠した若手美容師、美容師という職業以外では許されないような長髪を纏ったおじさん美容師が、寂れたショッピングセンターの6階の狭い一角に収まっている。外からは想像できない人口密度と異性の匂い。自分が殺伐としたCMの撮影現場に現れた1000年に1人の女優になったように感じる。他人の目線、自分の醸すオーラ、そんなとこが。

券売機に1000円と80円を入れて出てきたレシートを持って一度店を出てトイレに行っていたら、おじさん×1が消えていて、空いた奥に座らされる。

手前味噌でアレですけど、と7000円出して切ってもらった後に撮った自撮り画を見せると、はいはい、と若手美容師が言う。この写真だと後ろ見えないんでアレですね、としばらくの沈黙の後に言われたので、ニヤニヤしていた。再びの沈黙の後、バリカンという、女からすると当てられて割と屈辱な器具でジョリっと。首のムダ毛まで剃ってくれてありがとうとは思った。分かってるね、青年。

10分程度で終わる。

私はありがとうという単語に心を込めるが上手いので言うと、後はカラーリングですね、って。ああ、バレました?なんて言ったけど、うるせーよ、分かってるよ。うそ、すっかり忘れてた。この頭の色にすっかり慣れてたから。ありがとう。

ここは美容院と呼ぶのか、とにかく店を出た後、振り返って会釈すると誰もいない。7000円には見送り料も含まれていたということを、ここで初めて知る。

もう私は1000円以上のカットはしないだろう、これなら頻繁に通ってもいいな、って。そんなこと思っても結局7000円のカットと変わらない頻度になっちゃうんだよね、慣れてるからその頻度で、と思いながら、エレベーターを待って、1階上のジムで風呂に入って帰る。

おすすめ、女の1000円カット。

DUE DATE 1224 Todo

・似合う服を考える
・服買う(予算5万)
・ブラとパンツも買う
髪切る
・メイクを研究する
・毛を剃る
・舌のエクササイズ(REPEAT毎日)
・顔を洗う(REPEAT毎日)
・髪染める←new!