急がば回りこんでドロップキック

後藤あいといいます。

君たちはどう生きるか、私はこう生きられないか

新年早々風邪をひき、お休みは家にこもって本を読んでました。(たぶん風邪じゃなくても同じだとおもうけど)

「漫画 君たちはどう生きるか」のKindle版が出てるじゃないですか。


【amazon.co.jp】漫画 君たちはどう生きるか

「誰に何と言われようと」
「周りの流れに惑わされないコペルニクスのように」
的なことが、出てくるんだけど。
仰る通りよね!よし!と読んだんだけど、

実はこの本を読む前に「これは悩む子どものための本じゃなくて、悩む子どもに道を指し示してやりたい大人が、その欲求を満たすための本」みたいな☆1レビューを見ちゃったんですよねえ。

最後までこれに引っ張られちゃったんだよねええ。

純な読み方ができないまま、早速周りの意見に流されてしまった自分にほとほと呆れてしまうというか、中学のころに原作読んだ時(ちょうどコペルくんと同じくらいの年齢の時で、こんな思慮深い同年代がいるかとこんときもほとほと自分に呆れていた。私は当時家の前に生えてるアロエの皮をむいて、鼻水をたらしながら刺身屋ごっこをしていた。)に感じた、目前の世界の奥行きが、脳みそのシワひとつに見た可能性が、今再び読んだとてまるで思い出せない悲しみと悔しさがありました。

あの頃の君にあって、今の君にないものなんてないさ

癒されます。27歳になって、風邪の治りが悪いです。