急がば回りこんでドロップキック

後藤あいといいます。

東京逃避行記

0勝12敗アラサー、運営スタッフと婚活パーティを語る

新宿の婚活パーティーを手始めに、もう12回婚活パーティーで惨敗している。 私がよく行くのは、参加者全員とそれぞれ1対1で3分くらい話す会。最後に気に入った人の番号を最大5つ書くんだけど、両思いなら会場の外で連絡先交換したり、そのまま遊びに行ったり…

私と彼は一生の友達

友達と飲み会した帰り、下戸の元彼が車でウィークリーマンションまで送ってくれることになった。 相乗りしてた友人が出発早々に嘔げる。 条件反射のように運転手が窓を全開にすると、ミストのように降っていた雨が私たちの髪と顔、車内を徐々に濡らしていっ…

逃避行の目的と消極的楽観

アイスコーヒー飲んで、案の定眠れなくて、仕事をして、寝て、起きたら日曜のお昼だった。 それでもお腹は空く 東京はピザ以外にいろんなデリがあっていいなあ。選ぶのが面倒になって、一人暮らし時代にお世話になっていたピザを。 待っている間、しなきゃい…

キスのあとのアイスコーヒー

なにかと気にかけてくれて毎回ご飯を奢ってくれる先輩の鏡みたいな先輩が、私にもいる。 彼はいつでも私の味方でいてくれて、確固たる信念と共に生きてるかっこいい先輩。彼と話すと自分がとんでもないダメ人間に思えて、悩んでないのに私悩んでたっけ?って…

3連休の1日目、渋谷の住宅街、ゴミステのおじさん

3連休初日。友人がウィークリーマンションの近くで飲み会を開いてくれたので、歩いて帰ることができた。 5m間隔でネットで隠した燃えるゴミ。ああ、明日はゴミ日か、溜めに溜めたいらないもの、帰ったら出そうと思った。 5mおきのゴミステの密度、浜松と比較…

非東京に対するコンプレックス

東京へ来て5日。ウィークリーマンションに近づくと、あー帰ってきたなと感じるようになった。特有の香りも認識できるようになった。 あと、私は東京に憧れているらしいことが分かった。 家の鍵をかけてから4分で電車に乗れること。そこから10分もしたら雑誌…

売れたいか趣味か図りかねるミニ劇団の俳優ブログみたいになった

仕事の打ち合わせが終わり、とりあえず朝飯っと外に出たら暑くて、朝と昼と夜のお弁当を買って、そこからずっと本を読んでました。 滝口悠生さんの「茄子の輝き」「死んでいない者」「寝相」と、和辻哲郎の「生きること作ること」(1000周目)というやつです。…

散歩

夜、散歩していたらデカめの公園に着いた。 ひとりで生活するって、最高! 人と暮らすって、面倒! と思っていたが、割と大変で、ふーっと孤独感がやってくる。 と、一人暮らししていたころには、実家で暮らしているころには気づかなかった、至極単純なこと…

綺麗にならせてくれませんか

実家にいる時よりも3時間遅く寝たので、3時間遅く目覚ましをかけた。2時間早く起きた。 遅く起きた罪悪感がない。朝ごはんもない。昼ごはんもないし、干さなきゃいけない洗濯物もなかった。シャワーの水圧が強く、お湯が頭の上をかすめてゆく。洗面台の下に…

東京、逃避行、初日

新幹線を品川で降りて、ウィークリーマンションへ向かう。歩きすぎて、踵は既に割れていた(体感)。 タオルと洗剤とハンガーはマンション最寄の100円ショップで買ったけど、やはり30Lのバックパックは送ればよかったなあ。 着いて買ったばかりのタオルを洗っ…

20170806

実家で暮らすのが嫌になった。 だから、ちょっと、10日間くらい、東京の、私の稼ぎではきっと住めない場所にウィークリーマンションを借りて、暮らすことにした。 逃避行といえば夏らしくって粋なのだけど、逃げるだけです。 見ないふりできなくなった自意識…